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2010年7月29日木曜日

陶芸教室人気です

。学校が夏休みに入り家族連れのお客様や遠方からの旅行者が増えてきました。
電動ロクロ体験や家族連れにぴったりな手びねりの陶芸体験が賑わってきました。
そんなお客様達をお迎えするために、今日は金山の大掃除でした。教室はもちろん、窯場や普段できない場所も、総出でお掃除をしましたよ。

8月1日には金山の奥の長者森にヒバの苗木を植える植樹が有ります。これは日本を代表する3大美林の一つと言われているヒバを、明日を担う子供達と市民総勢300人で植樹しようというものです。言わずもがなですが、ヒバは成長が遅い樹木ですから、植樹して直ぐにどうこうとなる訳では有りません。しかし、美しく、様々な健康効果を兼ね備え、建材としても優秀。次世代に地球環境を残していく為の道しるべとしては最適な木ではないかと思います。

金山焼は薪窯の焼き締め陶器を焼く産地故に木材を燃料として消費しています。そのため植樹という事はとても気にかかります。
Co2温暖化の事を考えると、化石燃料を使った焼き物に比べて薪窯はCo2排出量がとても少なく、燃料の特性であるカーボンニュートラルである事が際立っています。つまり、木材は樹木が成長する過程で大気中から吸収した二酸化炭素を、燃料として使用したときに排出するだけで大きな目で見たときには、大気中の二酸化炭素の量は変わらない=ニュートラルであるということ。だから燃やした木の分だけ苗木を植えてあげればCo2は減少するわけです。

また、間伐したり、山の手入れをすることは、森にとっても山にとってもとても良いことで、そこに住む人にも良いことですから、私達はこの植林事業に協力しているのです。
しかし一人だけ、当事者だけががんばっても良くならないのが自然環境ですから、市民の皆さんと一緒になって市民の森を守って行きたいと思います。

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