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2011年7月1日金曜日

電動ろくろ

今日も電動ロクロのお客様がありました。記念日用のカップを制作したいとの事。
いつものように、ギャラリーの商品でイメージを固めてから作陶に入ります。

電動ロクロで上手く作るコツは、時間を掛けない事です。
時間が掛かりすぎると、粘土が緩んで、ひび割れの原因になるからです。

粘土は粒の集まりですから、完全に乾けば、きな粉の様になります。
この粒が水でまとまっている状態が、いわゆる粘土だとします。
水が多ければ粒同士の距離が離れてしまい、弱く、
水が少なく、しかも粘土がギュッと締まっていれば強いのです。
ちょうど、きな粉を木型に押し込めてギュギュッと圧縮すれば固まって強くなるのに似ています。

だからロクロ成型の場合、手早く作る必要があるのです。

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